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通津3駅にまつわる制約 #12

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koridentetsu opened this issue Jan 11, 2023 · 13 comments
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通津3駅にまつわる制約 #12

koridentetsu opened this issue Jan 11, 2023 · 13 comments

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@koridentetsu
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山口県には「藤生・通津・由宇」と、母音が u しか含まれない駅名が3つ連続する箇所がある。
対称性を考えると、同様の箇所が城栄にもあるはずである。すなわち、更紗語発音において、同一種類の母音しか含まれない駅名が3つ連続する箇所があると考えられる。

@koridentetsu
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ありとあらゆる場所で、3つ並んだ駅名について、「母音の種類が1種類の駅名が3つ連続」になり得る場所を消去法で探す方法が考えられるが、無軌道に探すことは作業量的に非現実的である。

ところで、「日本語発音で母音の種類が1種類の駅名が3つ連続」であれば「市岸(Ichigishi) - 引海(Hikimi) - 道木(Michiki)」が該当し、これは斎賀県に所在する。

@koridentetsu
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多少強引な仮定ではあるが、更紗語発音において、同一種類の母音しか含まれない駅名が3つ連続する箇所も斎賀県にあると仮定する。

@koridentetsu
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斎賀県内において、「母音の種類が1種類の駅名が3つ連続」の可能性を満たしうるのは、消去法により、「新迫(あらさこ)-真金(まかな)-二倉(ふたくら)」だけが消去されずに残った。

@koridentetsu
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造語済の「真」「二」は、それぞれ pi と myi なので、母音は i で揃っている。もし、未造語の「新」「迫」「金」「倉」の4単語に含まれる母音もいずれも i だけ、ということになるなら、確かにこの3連続駅名は、更紗語で「i」1種類のみを含む駅名が3つ連続しているということになる。

@koridentetsu
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ただし、「真金(まかな)」については「金」が被覆形である。更紗語では被覆形が -i, 露出形が -u となる組合せがある。こうした制約に基づき、「金」は「かね」にあたる露出形が siku, 「かな」にあたる被覆形が siki と造語された。

@koridentetsu
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koridentetsu commented Jan 11, 2023

現実の駅名の「藤生」は、fuji + u → fujiu → fujū のように母音が連続した箇所が融合した箇所がある。この母音融合によって、結果的に母音が u の1種類だけになっている。日本語では、 -i で終わる形態素の直後に、 u- で始まる形態素が接続する場合、その部分は融合して yū となる。

もし更紗語でも、同様にして母音融合によって i が生じるような箇所があるなら、駅名を構成する形態素に分解した場合は i 以外の母音が入っている可能性は確かに否定できない。
更紗語では、 -u で終わる形態素の直後に、 i- で始まる形態素が接続する場合、その部分は融合して wī となる。従って、「新」は、最終音節において u を含む可能性があるが、ただしそれは「迫」の語頭が i- である場合に限って許される。

@koridentetsu
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koridentetsu commented Jan 11, 2023

  • 「迫」「金」「倉」を意味する単語は、すべて含まれる母音がいずれも i のみである。
  • 「新」を意味する単語は、含まれる母音が i のみであるか、もしくは、「迫の語頭がi」という条件が満たされている場合に限って、「語末の母音がuでそれ以外の母音がi」となることが許される。

@koridentetsu
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また、更に現想対称性により「日本にあるどこかの3つ連続する駅名を更紗語に訳したとき、母音が1種類のみになるような組合せもある」も成立する。

@koridentetsu
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「市岸-引海-道木」と「新迫-真金-二倉」は、ともに同じ斎賀県にある。この性質にも現想対称性が適用可能ならば、次のことが成り立つ。

「藤生-通津-由宇」という組合せは、山口県にある。同じ山口県内のどこかに、更紗語に訳すと母音が1種類のみになるような組合せとなる3連続の駅名の組合せがある。ただし、「藤生-通津-由宇」それ自身は、更紗語に訳しても「含まれる母音の種類が1種類の駅名が3つ連続」とはならない。

@koridentetsu
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同様にして消去法を使い、「更紗語発音で含まれる母音の種類が1種類の駅名が3つ連続」になり得る可能性があるのは以下

  1. 岩倉-阿知須-岐波
  2. 阿知須-岐波-丸尾
  3. 岐波-丸尾-床波
  4. 丸尾-床波-常盤

@koridentetsu
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想界の「新迫-真金-二倉」は、更紗語で「i」1種類のみを含む駅名が3つ連続しているということになるという話になった。だから「倉」を意味する語に含まれる母音はiだけになる。従って、もし「1」の場合、「含まれる母音がiだけの駅名が3つ連続」になる。
一方、「尾」は造語済であり、 we である。従って、もし「2」~「4」の場合は、「含まれる母音がeだけの駅名が3つ連続」になる。
ただし、「倉」がiを含み、「尾」がeを含むことは確定したわけだから、「岩倉-阿知須-岐波-丸尾-床波-常盤」の全ての母音が5連続で揃っていると言うことにはならない。また、現想対称性を考えても、「阿知須-岐波-丸尾-床波-常盤」の全ての母音が4連続で揃っていると言うことにもならないと考えられる。

@koridentetsu
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なお、「阿知須」と「岐波」は万葉仮名的な地名だが、前者は「味鴨の砂地→味洲」、後者は「際」という意味に由来する地名と考えられているようなので、かりにこの駅名を更紗語に意訳するのであれば、その意味に遡って意訳すると言うことになるだろう。なお、「常盤」は、常+岩という意味であるため、「常+岩」として意訳する。

@koridentetsu
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上記の議論より、下記の1~4の「いずれか1つのみ」が成立し、かつ2つ以上が真になってはならないことが必要になる。

  1. 「岩」「味」「洲」「際」を意味する語に含まれる母音は全て i だけである。
  2. 「味」「洲」「際」「丸」を意味する語に含まれる母音は全て e だけである。
  3. 「際」「丸」「床」「波」を意味する語に含まれる母音は全て e だけである。「常」「岩」を意味する語は、どちらか一方もしくは両方に e 以外の母音を含む。
  4. 「丸」「床」「波」「常」「岩」を意味する語に含まれる母音は全て e だけである。「際」を意味する語は、e 以外の母音を含む。

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